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世界でも塩分過剰摂取気味!?高血圧、腎疾患の可能性も [健康・病気]

米ハーバード大学公衆衛生学部のSaman Fahimi氏らの研究によると、

世界の成人の4分の3が1日推奨量の2倍近くの塩分を摂取している

ということがわかりました。


この研究によると、2010年における調味料等を含めたナトリウム摂取量は1日あたり平均4000mgということです。

ちなみに平均摂取量の最多国は「カザフスタン」の1日約6,000mgで、「ケニア」と「マラウイ」が最も少なく約2,000mgだったそうです。

ここで「食塩量」=「ナトリウム量」ではないことから、次の式を使って換算してみると・・・

食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)×2.54÷1000

食塩相当量(g)=4000mg×2.54÷1000

つまり1日平均10.16gも摂取していることになりますね。

日本人の成人に勧められている1日の塩分摂取の目標値は、男性は10g未満、女性は8g未満となっているので、明らかにこの数値を超えてしまっていることが分かると思います。

WHO(世界保健機関)によると世界の人口の約99%が推奨量を超えてしまっているそうです。

非常に恐ろしい事実ですが、塩分の摂りすぎは「高血圧」や「腎疾患」、「心疾患」などの重大な病気につながりますから気をつけなければなりません。


体内のナトリウムを調節するために、同じミネラルである「カリウム」を摂取することによって、「ナトリウム」と「カリウム」のバランスをうまく保つことができます。
「カリウム」は主にパセリほうれん草などの野菜に多く含まれますが、加熱をしたり、水にさらすことで失われてしまうことが多いので注意が必要です。


最後に、「今回の研究結果が各国政府に影響を与え、ナトリウム低減のための公衆衛生的な介入が行われることを願う」というふうにFahimi氏は述べているそうです。

くれぐれも塩分の摂り過ぎには注意していきたいものですね~。

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