辻ちゃん入院！彼女を襲った【無菌性髄膜炎症候群】の症状・治療法は？

元モーニング娘。でタレントの辻希美さんが「無菌性髄膜炎症候群」で入院していることを受け、夫で俳優の杉浦太陽さんが病状を告白しました。


２２日の夜、辻さんは体調不良を訴えたため、病院の救急外来を受診しました。

その結果、「無菌性髄膜炎症候群」と診断され、数日間入院することが決定したたそうです。



あまり聴き慣れない言葉ですが、突如彼女を襲った「無菌性髄膜炎症候群」とは一体どの様な病気なのでしょうか？

「無菌性髄膜炎」とは、文字通り「髄膜｣の炎症のことを指します。

「髄膜」というのは脳や脊髄を覆っている膜のことです。


原因は、

①感染性のもの（エンテロウイルス属が原因のほとんどを占める）

②非感染性のもの（脳卒中など特定の疾患や薬物によるものを含む）

の２つに大別されます。


「エンテロウイルス（腸球菌）」はみなさんおなじみ「夏風邪」を引き起こすウイルスなんですね。名前が腸球菌ということからも分かるように下痢の原因になったりもします。


初期には、インフルエンザに似た「発熱」や「頭痛」、「全身のだるさ」、「筋肉痛」といった症状が現れます。

あまり重症になることはなく、比較的症状の軽い病気であるといえます。



治療は、感染性の場合、診断により特定された「原因菌」に対する治療を行っていきます。

基本的には「抗生物質」が用いられ、それ以外に症状に対する治療として「水分補給」、「解熱鎮痛薬」を用いて症状を改善していきます。



まだまだ暑いことやストレスなんかで体調を崩しやすい時期でもありますからね、みなさんも体調管理には気をつけたいものです。




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