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PET-CTでがん発見!?気になる費用とその仕組み! [健康・病気]

みなさんはPET-CTをご存知ですか?

今日の「ヒルナンデス!」をご覧になっていた方はご存知かもしれません。


「PET-CT」は、「PET」と「CT」の画像を同時に撮影し、処理できる機器のことをいいます。

「PET」ががんなどの病巣部を診断し、「CT」によりより詳しい位置情報を得るという2つの要素が合体しているため、最新で非常に有用な診断方法と言われています。


メリットはそれだけではありません!

この検査では、がん細胞が糖分をエネルギーとするという性質を利用しており、撮影用のFDG(この機器で検出できるよう特別な工夫をした糖分)と呼ばれる薬を注射した後、1時間ほど安静にし、約20~30分間撮影を行うだけでよいのです。


しかも、被曝量も「PET」に比べ少なく、一回の撮影で全身の状態を一気に確認することができるため、患者もほとんど苦痛を感じることなく検査が終了します。


これにより病巣部の正確な場所大きさ進行度良性か悪性かの判断などを一度に把握することが可能で、通常のがん検診に比べて3~4倍ほどの発見率があるということです。


しかしデメリットもあり、早期がんやあまり悪性ではないようながん、1cmよりも小さながんなどは発見しにくいと言われていますが、これは血液検査やMRIなどの併用によって診断の精度を高めることができるそうです。

また、検査用の薬剤に糖分を用いていることから、血糖値が150mg/dl以上の場合は、検査が出来ない可能性があるようですので注意が必要です。


検査費用についてですが通常どの保険機関でも10万円ほどが相場のようです。

早期胃がんを除いた悪性腫瘍がある場合(他の検査により特定不能な場合)など特定の条件を満たす場合には保険適用が可能なため負担額が1~3万円ほどで検査が行えるようです。


がんの早期発見に非常に有効な最先端診断装置「PET-CT」。
今や約3人に1人ががんで亡くなるといわれています。がんを少しでも早く発見するためにもみなさんも一度検査してみてはどうでしょうか?




HIV患者過去最悪か!?有効な予防法と治療法。 [健康・病気]

エイズ予防財団によると、今年4~6月の3カ月間に新規HIV感染者報告数は過去2位、

新規エイズ患者報告数は過去1位、HIV感染者とエイズ患者を合わせた新規報告件数は、

過去1位をそれぞれ記録したそうです。


そもそも「HIV」とはHuman Immunnodeficiency Virus(人免疫不全ウイルス)のことを指します。

また、エイズ(AIDS)はAcquired Immune Deficiency Syndrome(後天性免疫不全症候群

のことでHIVに感染し発症してしまった状態を指します。

つまり「HIVに感染した」=「エイズになった」というわけではありません。


HIVに感染するとウイルスが急激に増加し、感染から2~4週間ほどでインフルエンザのような症状が出ます。

この時期を「急性感染期」といい、長くても10日くらいで症状が軽くなるのが普通です。

やがて抗体ができると、症状の出ない「無症候期」に入り、この状態が長い人で10年くらい続きます。この状態の人を「無症候キャリア」と言ったりもします。

「発症期」になると、「めまい」、「口内炎」、「発熱」、「咳」といった風邪に似た症状が現れます。

ちょうどこの時期は、免疫が弱り始め、「肺炎」、「がん」、「帯状疱疹」などの病気にかかり始めます。これは、免疫が弱り始めたことにより健常人がかからないような感染を起こすためです。



治療法は、薬物療法となります。複数の薬を用いるHAART療法を行っていきます。

いったん治療を始めるとそれ以降ずっと薬を続けることになりますが、近年では様々な抗HIV薬が開発されているため、以前に比べるとはるかに長生きできると言われています。


予防法は、まず性的接触を避けることです。感染の原因の第一位であることからもこれが最も有効な予防法と言えそうです。やむを得ない場合には必ず避妊を行いましょう。


HIV検査には「血液検査」が用いられます。病院やクリニック、保健所といった機関で検査が可能です。

保健所では、匿名でしかも無料で検査ができますので、何か気になる症状がある方や結婚を考えている人はぜひ検査を受けてみるといいかもしれません。



ちなみに12月1日は「世界エイズデー」。今年の日本のテーマは「恋愛の数だけHIVを語ろう」です。

HIVは早期発見が最も大切。早期発見できれば早期に治療でき少しでも有効な治療が可能です!

あなたも自分のパートナーのことを大切に思うのであればこれを機に受けてみてもいいかもしれませんね!!

RSウイルスが流行中!?症状と予防策!! [健康・病気]

東京などの都市部でRSウイルスが流行しているようです。


毎年冬季に流行するものですが、国立感染症研究所によると、RSウイルスの患者報告数が3週連続で増加しており、調査開始後の10年間で2番目に多い患者数を記録しました。
乳幼児が重篤化してしまうこともある恐ろしいウイルスでもあります。

あまり聞き慣れない名前なので、どんなウイルスだろうと疑問を持たれた方に説明をしていきましょう!

RSウイルス感染症は、「呼吸器感染症」のひとつであり、2~8日の潜伏期間(感染はしているものの症状は出ない期間)を経て、

①発熱

②鼻水

などの症状が続き、多くの場合は軽症で済みます。

ところが重症化してしまうと、

①ひどい咳

②喘鳴(ゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音のこと)

③呼吸困難

④気管支炎

⑤肺炎

といった症状が現れることがあり危険な感染症であるといえます。

加えて乳児の場合、風邪などの症状似ていることからも診断が困難であると言われています。


主な感染経路はというと、

①飛沫感染(咳やくしゃみなど)

②接触感染(ドアノブやおもちゃなどのウイルスがついた物に直接触れる)

の2種類があります。


予防策ですが、発症の多くが0歳児と1歳児であることを考えると

①子供たちが日常的に触れるおもちゃなどをこまめにアルコール消毒する、手洗いの励行

②子供と日常的に接する人でその人が咳などの症状がある場合、マスクを着用して子供に接する

といったことが重要になってきます。


現在、特効薬もなく、ワクチンもないRSウイルスですが、うがいや手洗いなどによって確実に感染のリスクを大幅に減らすことができます。

徐々に涼しくなってきて体調の崩しやすい時期でもありますので、みなさんも気をつけましょう!!

世界でも塩分過剰摂取気味!?高血圧、腎疾患の可能性も [健康・病気]

米ハーバード大学公衆衛生学部のSaman Fahimi氏らの研究によると、

世界の成人の4分の3が1日推奨量の2倍近くの塩分を摂取している

ということがわかりました。


この研究によると、2010年における調味料等を含めたナトリウム摂取量は1日あたり平均4000mgということです。

ちなみに平均摂取量の最多国は「カザフスタン」の1日約6,000mgで、「ケニア」と「マラウイ」が最も少なく約2,000mgだったそうです。

ここで「食塩量」=「ナトリウム量」ではないことから、次の式を使って換算してみると・・・

食塩相当量(g)=ナトリウム(mg)×2.54÷1000

食塩相当量(g)=4000mg×2.54÷1000

つまり1日平均10.16gも摂取していることになりますね。

日本人の成人に勧められている1日の塩分摂取の目標値は、男性は10g未満、女性は8g未満となっているので、明らかにこの数値を超えてしまっていることが分かると思います。

WHO(世界保健機関)によると世界の人口の約99%が推奨量を超えてしまっているそうです。

非常に恐ろしい事実ですが、塩分の摂りすぎは「高血圧」や「腎疾患」、「心疾患」などの重大な病気につながりますから気をつけなければなりません。


体内のナトリウムを調節するために、同じミネラルである「カリウム」を摂取することによって、「ナトリウム」と「カリウム」のバランスをうまく保つことができます。
「カリウム」は主にパセリほうれん草などの野菜に多く含まれますが、加熱をしたり、水にさらすことで失われてしまうことが多いので注意が必要です。


最後に、「今回の研究結果が各国政府に影響を与え、ナトリウム低減のための公衆衛生的な介入が行われることを願う」というふうにFahimi氏は述べているそうです。

くれぐれも塩分の摂り過ぎには注意していきたいものですね~。
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